先日、久しぶりに大切な親友とランチに行ってきました。
お互いの予定がなかなか合わず、なんと3ヶ月ぶりの再会。
それまでは毎月のように会っていたので、こんなに間が空いたのは本当に久しぶりでした。
でも、顔を合わせた瞬間、すっと元の空気に戻って。
取りとめのないおしゃべりが止まらなくて、気づけばあっという間に時間が過ぎていました。
彼女とは中学の頃からの付き合いです。
ずっとそばで見てきたし、何度も支えてもらってきました。
実は、私がWebデザイナーを目指そうと思ったのも、彼女がきっかけでした。
挑戦する姿、がんばる姿に背中を押されて、
「わたしも、何かを始めてみたい」と思えたのです。
性格は、まるで正反対。
私は内向的で、一人で考える時間が好き。
初対面の人とすぐに打ち解けるのは、ちょっと苦手です。
一方で彼女は、どんな場でも自然に輪の中心にいるような人。
社交的で、軽やかで、誰にでも優しくて。
だからこそ、私は彼女に憧れてきました。
でも、時々思ってしまうんです。
「彼女にとって、私はどんな存在なんだろう?」って。
そんなモヤモヤも、今日は素直に話してみました。
最近ちょっと迷っていること、不安に感じていること――
彼女はそれを聞いて、にっこり笑ってこう言いました。
「いいじゃん、今のままで。すごくしあわせそうだよ。
みぃはみぃのペースでいいんだよ。」
その言葉に、思わず涙が出そうになってしまって。
ああ、自分のことをこんなふうに言ってくれる人がいるって、
なんてありがたいんだろう、としみじみ感じました。
焦らなくてもいい。比べなくてもいい。
私は私のペースで、生きていけばいい。
そんなふうに、心がすっと軽くなった瞬間でした。
私には、私の歩き方があります。
そして、そんな私をずっと見守ってくれる人がそばにいる。
それは、当たり前じゃない奇跡のようなこと。
彼女のがんばりにいつも励まされるように、
私も、誰かにとってそういう存在になれたらと思います。
まだまだ手探りの日々だけど、
小さなことを、大切に重ねていきたい。
「そのままでいいよ」――
そう言ってもらえた日の記憶を、
これからも胸の中にそっと灯しながら。
やりたいことがある。
でもひとりでは限界もある。
そんなとき、「大丈夫、そのままでいいよ」と言ってくれる存在は、
何より心強い味方だと思うんです。